ポーランドで圧倒的に人気のあるスポーツはサッカーですが、圧倒的な強豪国ではありません。もう1つの国民的スポーツであるバレーボールはサッカーに次いで人気があり、しかも世界大会でも優勝しています。今回は、ポーランドでのバレーボール人気について ご紹介します。
バレーボール強豪国・ポーランド
ポーランドではサッカーが圧倒的に人気で、特に若い男性に支持されています。息子が通っていたヴロツワフ大学でも、普段は真面目に授業を受けている学生が、サッカーのワールドカップが始まると授業中に隠れてスマホやパソコンで試合を観戦していたそうです。
しかし、ワールドカップでポーランドが良い成績を収められているわけではありません。2022年FIFAワールドカップ(カタール大会)では決勝トーナメント1回戦敗退、2018年FIFAワールドカップ(ロシア大会)ではグループリーグ敗退です。
一方、バレーボールは全年齢層で男女問わず人気があります。成績も圧倒的によく、2022年FIVBバレーボール男子世界選手権では準優勝、2018年と2014年には優勝しています。こういった男子バレーボールの活躍により、バレーボールはポーランドの「国民的スポーツ」の地位を獲得しています。
ポーランドとバレーボールの歴史
ポーランドは戦後間もない頃から、国家主導でバレーボールの育成を行っていました。その中で、ポーランドは世界の強豪国として台頭しました。しかしながら、社会主義体制が崩壊した1990年代には制度が混乱し、成績も低迷します。ポーランドが強豪国として再び復活するのは2000年代以降です。2000年代にはプロリーグが整備され、スポンサーもつくようになりました。
ポーランドには「PlusLiga」という男子バレーのプロリーグがあります。イタリアに次ぐ世界最高峰リーグの一つで、観客動員数は世界トップクラス、戦術レベルが非常に高いことで知られています。
PlusLigaには、2021年、2022年、2023年に欧州チャンピオンズリーグで優勝実績のあるZAKSA Kędzierzyn-Koźle、国内リーグ優勝・準優勝の常連でポーランド代表選手が多数在籍するJastrzębski Węgielなど、14~16のクラブがあります。クラブの中には「Indykpol AZS Olsztyn」(オルシュティン大学体育会(AZS)バレーボールクラブ)という、大学スポーツから発展したプロクラブもあります。
ポーランドの大学とバレーボール
ポーランドの大学でもバレーボールが盛んな大学があります。一般的に、学術的な名門大学はあまり強くありませんが、例外としてワルシャワ大学やグダニスク工科大学は全国決勝大会常連校として名前を連ねます。グダニスク工科大学は2025年AMP決勝大会に出場しています。
グダニスクにはトレフル・グダニスク(Trefl Gdańsk)という地域密着型のプロクラブがありますが、そのホームアリーナが、エンターテインメント・アリーナとして知られるエルゴ・アリーナ(Ergo Arena)です。エルゴ・アリーナは最新鋭の設備を誇り、世界大会(ネーションズリーグや世界選手権)の主要会場として頻繁に使用され、試合前のショーやDJによる盛り上げが非常に洗練されていることで知られています。
グダニスクに留学される方は、ぜひバレーボール観戦にも足を運んでいただければと思います。



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